iPhoneやAndroidのアプリを作ってみたい！ だけど、Objective-CだのJavaだのといった本格プログラミング言語は難しくてとても無理……。そう諦めてはいませんか？ スマートフォンのアプリは、HTMLとJavaScriptがわかれば誰でも作れるものなのです。それを可能にするのが「PhoneGap」です。「スマートフォンアプリなんて作ったことない」という人を対象に、PhoneGapによるアプリ開発について初歩から説明していきましょう。
まずは、PhoneGapを使って開発を行うために必要なものを準備し、実際にアプリを作って動かすまでの手順を頭に入れましょう。
PhoneGapを利用したアプリでは、JavaScriptの中から各種のハードウェア機能も利用することができます。まずは手始めとして「GPS」で位置情報を利用してみましょう。
ローカル環境に必要なデータを保存したり読み込んだりするにはどうすればよいのでしょうか。実はこれも、HTML5の機能で簡単に実装できます。
PhoneGapでは、カメラを起動して撮影し、そのイメージを利用する、といったことが手軽に行えます。カメラ利用の基本について説明しましょう。
ノーティフィケーション（Notification）は、ユーザーに情報を知らせるための様々な機能を提供するものです。アラートの表示から警告音、バイブレーションなど、このオブジェクト１つでさまざまな「伝える」機能が利用できるようになります。
AndroidやiPhoneには各種のセンサーが搭載されています。それらを利用するためのオブジェクトもPhoneGapには用意されています。今回はAccelerometerオブジェクトを使ってモーションセンサー（加速度センサー）を使ってみましょう。
多くのスマートフォンには、どちらを向いているかを調べるコンパス機能が用意されています。これを利用することで、方位を利用したプログラムが作れるようになります。PhoneGapの「Compass」を利用したコンパスの利用について説明しましょう。
PhoneGapには、連絡先情報にアクセスする機能があります。「Contact」というオブジェクトを利用することで登録ユーザーの名前やメールアドレスなど詳しい情報を取り出したり、連絡先を作成・削除することができるようになります。
PhoneGapでは、スマートフォンに内蔵されているSQLデータベースにアクセスするための「Database」オブジェクトを利用することができます。これを使ってデータベースアプリを作りましょう。