MVCの基本的な作り方はわかったけれど、本格的なアプリともなればいくつものテーブルを作成し処理を用意しなければいけません。「Railsは短期間で開発できるっていうけど、意外と面倒くさいじゃない……」なんて思った人もいるかも知れませんね。
確かに、MVCそれぞれのファイルを用意しなければならないわけで、ちょっとしたものであれば、「全部1つのERBファイルにまとめて書いた」というほうが早いし楽ちんかも知れません。が、実をいえばRailsには、高速開発のための秘密兵器が用意されているのです。それが「
Scaffold」です。
Scaffoldは、日本語でいえば「足場組み」です。本格的なアプリ開発のためのベースを瞬時に作成する、そういう機能です。これは、Railsの
generateコマンドとして用意されています。以下のようになります。
rails generate scaffold モデル名 フィールド1:タイプ フィールド2:タイプ ……
「
rails generate scaffold」の後に、作成する
モデルの名前を指定します。その後には、そのモデル(テーブル)に用意される
各項目の名前と値のタイプをコロンでつなげて記述していきます。たったこれだけで、MVCすべてのファイル類(のみならず、
routes.rbへのルート情報の追加なども)を用意してくれるのです。
コマンドプロンプトを使って開発をしている場合は、コマンドプロンプトを起動し、作成しているアプリのフォルダ内に
cdで移動して
rails generate scaffoldを実行してください。
また、
Aptana Studio 3などを使っている場合には、一応、<Commands>メニューの<Rails>にある<Call Generate Script>メニューを使って実行させることはできます。この場合には、「
rails generate」以降の部分のみを書きます。あるいは、Terminalビューに直接コマンドを書いて実行してしまってもかまいません。(こっちのほうが簡単な気もします)
eXo Cloud IDEの場合、現時点ではサーバー側で
rails generateを実行させることはできないようで、残念ですが
Scaffoldは使えないようです。