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MongoDBを利用する (1/6)

■MongoDBを用意する

データベースの世界も日々進化しています。これまでは、「SQLデータベース」さえ覚えておけばそれで十分、という感じでしたが、最近になってSQLを使わない「NoSQL」と呼ばれるデータベースの利用も増えてきています。

中でも一番の注目株は「MongoDB」でしょう。これはドキュメント指向データベースと呼ばれるもので、「ドキュメント」というJSONライクな構造的データとしてデータベースを構築していきます。固定されたスキーマを持たず、階層的なデータ構造を簡単に構築できるので、用途によってはSQLデータベースより使える、ということも多いでしょう。

このMongoDBは、Spring Bootでももちろん使えます。まずは、MongoDBを用意しましょう。以下のアドレスからダウンロードをして下さい。

https://www.mongodb.org/downloads

ここでWindows、Mac、Linuxといった各種プラットフォーム向けのバイナリを入手することができます。Windowsなどは専用インストーラになっていますので、ダウンロードしてから起動し、インストールを行って下さい。
 インストール後、インストールしたディレクトリ内にある「bin」フォルダへのパスを通しておきましょう。Windowsの場合、以下のようになります。
C:\Program Files\MongoDB\Server\バージョン\bin
これを環境変数pathに追加しておきます。MongoDBの起動は非常に簡単で、コマンドプロンプトやターミナルから「mongod」を実行するだけです。固定スキーマがないので、テーブルの設計などの下準備は一切必要ありません。


■pom.xmlの追加

Spring BootのプロジェクトでMongoDBを利用するためには、pom.xmlにそのためのライブラリを追加する必要があります。<dependencies>タグ内に、下のリスト欄のようにタグを追記して下さい。これで、Spring BootでMongoDBを使えるようになります。



(by. SYODA-Tuyano.)

※リストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっているとリストなどが表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

<dependency>
    <groupId>org.springframework.boot</groupId>
    <artifactId>spring-boot-starter-data-mongodb</artifactId>
</dependency>




 

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