ユーザーとサーバーの間で情報をやり取りする場合、もっとも基本となるのは「
フォーム」でしょう。フォーム送信された情報は、コントローラー側ではどのように受け取られるのでしょうか。
これは、「
data」というメソッドが用意されていて、これを利用します。
dataは、
Requestクラスに用意されています。この
Requestはリクエストに関する情報を管理するためのクラスで、
Controllerの「
request」プロパティにインスタンスが設定されています。
dataの引数には、取り出したいフォームの名前を指定します。例えば、
'hoge'という名前の項目がフォームにあった場合、その値は、
$変数 = $this->request->data('hoge');
こんな形で取り出せる、というわけです。また、この
dataメソッドで得られる値は、
data連想配列としても用意されています。例えば、
$変数 = $this->request->data['hoge'];
こうすれば、dataメソッドを呼び出したのと同じように値が取り出せます。どちらも値の取得という点では同じですので、必要に応じて使いやすい方を利用すればいいでしょう。