では、実際にORMを利用してみましょう。まずは、テーブルに対応する「
モデル」と呼ばれるクラスを作成しましょう。これは、手作業でファイルを作る必要はありません。例によって
artisanコマンドで行います。
コマンドプロンプトからcdコマンドでプロジェクトのディレクトリに移動します。そして、以下のようにコマンドを実行して下さい。
php artisan make model 名前
前回、
mytableというテーブルを作成しましたから、これを扱うためのモデルを作りましょう。「
php artisan make model MyTable」と実行すれば、そのためのモデルが作成されます。
モデルとなるクラスは、プロジェクトの「
app」フォルダ内に作成されます。「
MyTable.php」というのがそのファイルです。これを開き、以下のように修正しましょう。といっても、★の1文を追記するだけです。
モデルクラスは、「
Model」というクラスを継承して作成します。クラス内には、「
$table」という
protectedな変数が1つだけ用意されています。これは、このモデルで扱うテーブル名を示すものです。とりあえず必要となるのは、この変数1つだけです。