using System;まず、「using」文が3つ用意されていますね。今まで「using System;」というのは使いました。Consoleクラスがここに入ってましたね。残るSystem.DrawingとSystem.Windows.Formsは、GUIを利用する際の基本となるパッケージだと考えてください。
using System.Drawing;
using System.Windows.Forms;
Label label = new Label();クラスのコンストラクタ(MyFormメソッド)では、「Label」というコントロールを作成しています。このLabelは、テキストを表示するための部品です。new Labelでインスタンスを作成後、さまざまなプロパティ(コントローラの表示や動作などの設定情報を保管するフィールドです)に値を設定しています。ここで設定しているのは以下のものです。
label.Text = "Welcome to C#!";
label.Font = new Font("Geneva",18,FontStyle.Regular);
label.Height = 30;
label.Width = 300;
new Font( フォント名 , サイズ , スタイル )
this.Controls.Add(label);作成したコントロール(ここではLabel)は、ただnewでインスタンスを作っただけでは表示されません。コントロールを表示するコンテナ(ウインドウなど部品を配置するもの。ここではForm)に組み込まないといけません。
this.Width = 300;最後に、表示するウインドウ(MyForm)の縦横の大きさをWidthとHeightで調整して作業完了です。――いかがですか。ウインドウにテキストを表示する全体的な流れがだいたいつかめたでしょうか。
this.Height = 200;
※リストが表示されない場合
AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっているとリストなどが表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。
using System;
using System.Drawing;
using System.Windows.Forms;
namespace MyFrmApp
{
public class MyForm : Form
{
public MyForm()
{
Label label = new Label();
label.Text = "Welcome to C#!";
label.Font = new Font("Geneva",18,FontStyle.Regular);
label.Height = 30;
label.Width = 300;
this.Controls.Add(label);
this.Width = 300;
this.Height = 200;
}
}
}
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