new ArrayList();インスタンスの作成は、ただnewするだけでOKです。引数に整数を指定すれば、その数だけ保管する場所を確保してインスタンスを作れます。ただし、ArrayListは後でいくらでもサイズを増やせますから、普通は引数を指定せず、ただnewするだけでいいでしょう。また、既にオブジェクトを保管しているコレクションがある場合は、それを引数に指定することで、その中に保管されているオブジェクトを入れた状態でArrayListインスタンスを作ることができます。
new ArrayList( サイズ );
new ArrayList( コレクション );
《ArrayList》.Add( オブジェクト );要素の追加はAddを利用します。これで一番最後に引数のオブジェクトを付け足します。またAddRangeを使うと、引数のコレクションの中に保管してあるすべてのオブジェクトを一番最後に追加することができます。
《ArrayList》.AddRange( コレクション );
《ArrayList》.Remove( オブジェクト );オブジェクトの削除はRemoveとRemoveAtがあります。前者はオブジェクトを指定して取り除き、後者はインデックス番号を指定して取り除きます。またRemoveRangeを使えば、指定の場所から決まった数だけまとめて取り除けます。これらは、ArrayListに入っているオブジェクトを除外するだけなので、オブジェクトそのものは消去されるわけではありません。ArrayListから取り除いた後もオブジェクト自体は利用できます。
《ArrayList》.RemoveAt( インデックス);
《ArrayList》.RemoveRange( インデックス, 要素数 );
《ArrayList》[ インデックス ] = オブジェクト;ArrayListの特定のインデックス番号にオブジェクトを保管するには、配列と同様に[]でインデックス番号を指定してやります。ただし注意したいのは、このやり方は「まだそのインデックス番号の要素が用意されていないとエラーになる」という点です。ですから、ただ追加するだけならAddを使ったほうがいいでしょう。これは「既に保管されている値を書き換える」というときに使うと考えましょう。
Object 変数 = 《ArrayList》[ インデックス ];
int 変数 = 《ArrayList》.IndexOf( オブジェクト );
int 変数 = 《ArrayList》.Count;
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using System;
using System.Collections;
namespace MyCLIApp
{
class Program
{
public static void Main(string[] args)
{
ArrayList list = new ArrayList();
list.Add("One");
list.Add("Two");
list.Add("Three");
list[0] = "Zero";
foreach(Object obj in list){
Console.WriteLine(obj);
}
Console.ReadKey(true);
}
}
}
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