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レイアウトの作成 (6/6)

■レイアウト利用の実際

では、作成したオリジナルのレイアウトテンプレートを使ってみましょう。

今回は、サンプルとしてHeloアプリケーションのindexアクションとして用意してありました。では、「Template」フォルダ内の「Helo」フォルダに用意された「index.ctp」を開き、次のようにコンテンツを記述しておきましょう。
<div>
    <h1>Index Page</h1>
    <p><?= $message ?></p>
</div>

なんてことはない、単にタイトルの<h1>タグと、$messageを出力する<p>タグを用意しただけです。まぁ、サンプルですので、後は必要に応じてコンテンツを追記すればよいでしょう。

見ればわかるように、この中にはレイアウトに関する特殊な記述は何もありません。ヘッダーもフッターもありませんし、レイアウトに関するタグもPHP文も一切ありません。コンテンツのページは、レイアウトとは切り離されているのです。これは逆にいえば、どんなレイアウトであろうと、コンテンツは問題なく表示される、ということです。「レイアウトとコンテンツページの分離」ができているからこそ、CakePHP3では自由なページデザインが可能なんですね。

――これでアクションも完成しました。実際に http://localhost:8765/helo にアクセスしてみましょう。オリジナルのレイアウトを使ったWebページが表示されるようになります。

レイアウトテンプレートは、このように比較的簡単に作成し利用することができます。「CakePHP3を使うと、みんな同じデザインになっちゃう……」なんて思っていた人、まずはオリジナルのレイアウトを作ってページデザインをしてみましょう。



(by. SYODA-Tuyano.)

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