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関数をマスターする (5/6)

■可変引数について

引数に渡す項目がいくつあるかわからない……という場合に用いられるのが可変引数です。これは以下のように記述します。
( 引数名 : タイプ ... )

こうして記述された引数は、いくつも値をカンマでつなげて書くことができます。呼び出された関数側では、これらの値は配列にまとめられます。要するに、可変引数は「配列を引数に指定するもの」と考えるとよいでしょう。

下のリスト欄に可変引数の例を挙げておきます。ここでは、
calc(#nums:Int...) 

このようにして引数を指定していますね。その呼出部分を見ると、こうなっています。
calc(nums:1,2,3,4,5) 
見ればわかるように、numsにいくつもの値が記述されています。こんな具合にたくさんの値を引数に渡すことができるのが可変引数です。関数内の処理を見ると、
for num in nums {……
このように、引数の値をforで繰り返し処理しています。可変引数の値は要素数が不定の配列として、このようにforで処理するのが基本と考えていいでしょう。



(by. SYODA-Tuyano.)

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※可変引数の利用例

func calc(#nums:Int...) -> Int {
    var total:Int = 0
    for num in nums {
        total += num
    }
    return total
}
calc(nums:1,2,3,4,5)




   

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