■プログラムを動かそう!
では、作成したプロジェクトのプログラムを見てみましょう。――プログラムを作るには、「グループとファイル」から「Source」フォルダを選びます。これで、右側の上部に、ソースコードファイルが現れるので、ここから編集したいファイルを選ぶと、下にエディタが現れ、編集できるようになります。
デフォルトでは、「main.c」というファイルが作成されています。これが、C言語のソースコードファイルです。C言語のソースコードファイルは、「◯◯.c」というように、.c拡張子のファイルとして作成されます。デフォルトでは、下のリスト欄にあるような簡単なソースコードが記述されています。
この内容はあとで考えるとして、このデフォルトで用意されているプログラムを動かしてみましょう。C言語では、「ソースコードファイルをコンパイルし、必要なライブラリをリンクし、一つにまとめて実行出来るプログラムファイルにする」という作業をしないといけません。これは「ビルド」という作業です。
ウインドウの上にあるアイコンの中に「ビルドと実行」というのがありますね? これをクリックすると、この面倒なビルド作業をすべて自動で行い、できたプログラムを実行してくれます。では、アイコンをクリックしましょう。しばらくするとビルドが完了し、画面に「デバッガコンソール」というウインドウが現れ、そこに「Hello, World!」とテキストが表示されます。これが、自動生成されたソースコードの実行結果です。(もし、ウインドウが現れなかったら、「実行」メニューから「コンソール」を選んでください)
――というわけで、とりあえずプロジェクトを作って動かすところまで出来ました! では、次から、このデフォルトで作られているソースコードの中身について見てみることにしましょう。
※リストが表示されない場合
AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっているとリストなどが表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。
※main.c の内容
#include <stdio.h>
int main (int argc, const char * argv[]) {
// insert code here...
printf("Hello, World!\n");
return 0;
}

記事のリストに戻る