■クラスを作ってみよう!
では、実際にクラスを作って、使ってみることにしましょう。先ほどの「名前を使ってメッセージを表示する」というのをクラスにしてみることにします。
下にサンプルを上げておきました。ここでは「Member」という名前のクラスを作ってみました。
メンバー変数には、名前を保管する「name」という変数を用意してあります。それからメソッドには、メッセージを表示する「showMsg」というものを用意しています。
このクラスのソースコードを見ると、見れないものが登場していますね。「self」というものです。これは、showMsgの引数に使われています。「なんだ、ただの引数に使った変数か」と思うと、そうじゃないことがわかります。
メソッドの中では「self.name」なんて具合に、なんだかよくわからない使い方をしていますね。
実は、この「self」というのは「自分自身」を示す特別な値なのです。自分自身とは、クラスのことではありません。クラスから作られた「インスタンス」のことなのです。
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class Member:
name = ""
def showMsg(self):
print("Hello," + self.name + ".How are you?")
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