#import <UIKit/UIKit.h>このUIKitというのが、iOS用のGUIなどを提供するフレームワークです。まずは、これを#importしておきます。これにより、UIKitのクラス(もちろん、Foundationも含めて)が利用可能となります。――続いて、main関数を記述します。
NSAutoreleasePool * pool = [[NSAutoreleasePool alloc] init];最初に記述されているのは、NSAutoreleasePoolというクラスのインスタンスを作成するための文です。このクラスは、「オートリリース」というものを管理するためのものです。
int retVal = UIApplicationMain(argc, argv, nil, nil);このUIApplicationMainというのは、UIKitに用意されている関数です。これにより、UIKitのGUIを使ったアプリケーションのメイン処理が起動します。
pool release];メインループが終了して次に進む(つまりGUIアプリケーションの処理が完了する)と、最後にNSAutoreleasePoolインスタンスのreleaseを呼び出し、それからUIApplicationMainの返値をreturnしてプログラム終了となります。このreleaseが、NSAutoreleasePoolに登録されたオブジェクトを解放する処理です。
return retVal;
※リストが表示されない場合
AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっているとリストなどが表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。
※main.mのソースコード #import <UIKit/UIKit.h> int main(int argc, char *argv[]) { NSAutoreleasePool * pool = [[NSAutoreleasePool alloc] init]; int retVal = UIApplicationMain(argc, argv, nil, nil); [pool release]; return retVal; }
次へ >> |