では、cakeコンソールの
bakeを起動しましょう。「
Console」フォルダ内の「
cake」をコマンドプロンプトから実行します(実際には、Windowsの場合、同じ場所にあるcake.batが実行されます)。このとき「
bake」オプションを付けて実行すれば、bakeが実行されます。このような具合ですね。
Console¥cake bake
起動すると、「
Welcome to CakePHP v2.0.0 Console」と表示され、その下に「
App :」「
Path:」といった表示がされます。これらは、アプリケーションの名前とディレクトリが表示されます。
その下に最初に表示されるのは「
Database Configuration:」という表示です。bakeを実行するとまずデータベース設定をチェックし、まだ設定がされていない場合は自動的にこの設定作成コマンドが呼び出されるようになっています。最初は、以下のような項目が表示されます。
Name:
[default]>
このように表示されていますね。これは、「
Name:」の設定を入力する、という状態であることを示します。そして
[default]は、そのままEnterすると「
default」と設定されますよ、ということを意味します。
bakeは、このように「入力する項目」と「デフォルトの値」がセットで表示されます。デフォルトのままで良ければ、そのままEnterすると、[ ]内の値が自動的に設定されるようになっているのです。
さて、最初の「
Name:」ですが、これは設定の名前です。通常は「
default」のまま(つまり、何も入力しないでEnter)でOKです。これで、defaultのデータベース設定が作成されます。
Enterすると、すぐに次の入力が現れます。このように、1つ1つの質問?に答えていくことで、設定が作成されていきます。では、Enterして、設定を開始しましょう。