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レイアウトを活用しよう (1/7)

■レイアウトの仕組み

Viewのテンプレートは、Railsに用意されたレイアウト用テンプレートに嵌めこまれて表示されます。このレイアウトのデータは、「layouts」フォルダ内に「application.html.erb」というファイル名で用意されていました。これはRailsにデフォルトで作成されているレイアウトです。もし、ページ全体のレイアウトを変更したければ、このファイルを修正することで行えます。

ただ、標準で作られているものは手を加えたくない、自分なりのレイアウトを独自に作りたい、という人も多いでしょう。そこで、レイアウトの作成について説明をしておきましょう。

レイアウトを作成する場合、いくつか考えなければいけない点があります。整理すると以下のような点です。

1. レイアウト内へのコンテンツの組み込み方。
2. コンテンツ以外のさまざまな構成要素(ヘッダーやフッターなど)の組み込み。
3. JavaScript、スタイルシートなどの外部ファイルのロード。
4. レイアウト関連のテンプレートとControllerの間での値のやり取り。

これらの点がしっかり理解できれば、レイアウトを使ったページ作成が行えるようになります。デフォルトで用意されるレイアウトファイル(application.html.erb)は、2の要素はありません。1つのレイアウトファイルに1つのコンテンツを組み込むというシンプルな構成になっています。

が、せっかくレイアウトについて勉強するんですから、ここでは「タイトルとなるヘッダー部分とコンテンツの2つの部品を組み合わせてページをレイアウトする」というものを作ってみます。基本がわかれば、後は3つでも4つでもいくらでも組み合わせることが出来るようになりますから。

また、JavaScriptやスタイルシート類は、標準のものを書き換えるなどして流用することもできますが、これも独自にファイルを作成して組み込んだほうが良いでしょう。――では、実際にレイアウトを作成してみましょう。


(by. SYODA-Tuyano.)

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