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Modelを作ろう! (1/7)

■HerokuでPostgreSQLを利用する下準備

今まで「Controller」「View」とやってきましたから、残るは「Model」となりますね。Modelは、データベースにアクセスする機能を提供するものです。今までModel抜きで簡単なWebアプリを作って見ましたが、Railsは「Modelでデータベースを利用するWebアプリ」が基本です。今まで作ったタイプのほうがイレギュラーなのです。

Modelを利用したアプリを作るためには、いくつか必要な作業があります。ざっと整理しておくと以下のようになるでしょう。

1. データベース設定。利用するデータベースに関する設定を、自分が使うデータベース用に設定し直す。

2. データベースアクセスに必要なソフトウェアの準備。Railsには標準であらゆるデータベースを利用するためのソフトウェアが組み込まれているわけではないので、必要に応じて追加する必要があるかも知れません。

3. データベースの準備。Railsでは「マイグレーション」という機能を使ってデータベースを更新することができますが、もし自分が利用するサーバーがそのためのコマンドなどを受け付けないようになっていたなら、手作業でデータベースとテーブルを定義する必要があるかも知れません。

4. Modelの作成。ここまでの下準備が完了したら、Modelを作成します。

5. Controller/Viewを作成し、Webアプリを完成させます。

6. Webアプリのデプロイ。そして動作チェック。ちゃんと動いていることが確認できればOK!!

――下準備が意外と面倒であることがわかるでしょう。また準備ができたと思っても、実際にデプロイして動作を確認するまでは油断はできません。ちょっとした設定ミスなどで「ちゃんと作ったはずなのにエラーになって動かない」ということはあるのですから。

では、この流れを頭に入れて、順番に作業を進めていくことにしましょう。


(by. SYODA-Tuyano.)

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