back

Thymeleafテンプレートエンジンを使う (1/4)

■Thymeleafを使えるようにする

先にJSPを利用できるようにした時、「Spring Boot 1.2以降では、JSPの利用は推奨されていない」ということを強調しておきました。では、何を使ってWebページを書けばいいのか? それは、「テンプレートエンジン」です。

先に、Groovyのスクリプトを使って簡単なアプリを作成したとき、「Thymeleaf」というテンプレートエンジンを使いましたね? Spring Bootでは、これを利用するのがおそらく最良の選択でしょう。では、Thymeleafを利用できるようにしましょう。

まず、pom.xmlを開き、先にJSPを利用するために記述したtomcat-embed-jasper<dependency>タグを削除して下さい。そして新たにThymeleaf利用のためのタグを追記します。
<dependency>
    <groupId>org.springframework.boot</groupId>
    <artifactId>spring-boot-starter-thymeleaf</artifactId>
</dependency>

 これがThymeleafの<dependency>タグです。これをpom.xmlに追記します。続いて、application.propertiesを開き、そこに記述されている文から、
spring.view.prefix: /WEB-INF/views/
spring.view.suffix: .jsp

この2行を削除します。これでThymeleaf利用のための準備は完了です。――おっと! それから、もうJSPは使いませんから、「webapp」フォルダごと削除してしまいましょう。この「webapp」フォルダも、Spring Bootでは「使うのはやめてくれ」といっていますので……。



(by. SYODA-Tuyano.)

※リストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっているとリストなどが表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

<dependency>
    <groupId>org.springframework.boot</groupId>
    <artifactId>spring-boot-starter-thymeleaf</artifactId>
</dependency>



 

記事のリストに戻る



PC Site G+ mail