では、作成したプロジェクトを、GAEのサーバーに
デプロイしてみましょう。まだ何も作ってはいませんが、サンプルファイルが用意されているので、一応、このままデプロイして動かすことはできるのです。
まず、プロジェクトをGAEに設置したアプリケーションにデプロイするために必要な設定を行なっておきます。「
WEB-INF」内にある「
appengine-web.xml」をダブルクリックして開いてください。
XMLエディタ(XMLデータを編集する専用エディタ)でファイルが開かれます。このXMLエディタは、XMLのタグを一覧リストのような形で編集できるようにするものです。
リストでは、左側に項目の名前が表示され、右側にその値が表示されます。この右側の値の部分をダブルクリックすると、値を編集できるようになります。修正したものは、
<File>メニューの
<Save>で保存します。
このファイルを開くと、中に以下の項目があるはずなので、これらを設定してください。
application――これは、デプロイするGAEのアプリケーション名を指定するものです。先に、GAEのサイトでアプリケーションを作成しましたね? この「
Application Identifier」で設定した名前をここに記入します。(タイトルのほうではありませんよ、念のため)
もし、XMLエディタがうまく機能しない場合は、エディタのエリアの下にある「
Design」「
Source」というタブから、「
Source」をクリックして選択してください。XMLのソースコードを直接テキストエディタで編集できるようになります。ここで、冒頭に書かれている以下の部分を修正します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<appengine-web-app xmlns="http://appengine.google.com/ns/1.0">
<application>……ここにアプリケーション名を書く……</application>
<version>1</version>
……以下略……
わかりますか?
<application>~</application>のタグの間にアプリケーションの名前を記述すればいいわけですね。