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構造化からオブジェクトへ! (4/5)

■クラスを作ろう!

では、クラスはどのように作成するのでしょうか。その基本的な書き方を整理しておくことにしましょう。
class クラス名

    def メソッド名
        ……メソッドの処理……
    end

    ……必要なだけメソッドを定義……

end
クラスは、その中にメソッドの定義を含みます。クラスで必要な機能をメソッドとして定義しておくのです。メソッドはいくつでも作成しておくことができます。これらのメソッドを呼び出すには、作成したインスタンスを保管してある変数の後にドットを付けてメソッド名を記述します。「クラス.メソッド」というような感じですね。

定義されたクラスからインスタンスを作成するには、「new」というメソッドを呼び出します。これはクラスから直接呼び出すことのできるメソッドです。では、実際に簡単な例を上げてクラスとインスタンスの挙動を見てみましょう。
class Helo
    def say
        puts("Hello!!")
    end
    def sayTo(name)
        puts("Hello, " + name + "!!")
    end
end

obj = Helo.new
obj.say
obj.sayTo("花子")
ここでは、「Helo」というクラスを定義していますね。そして、その中に「say」「sayTo」というメソッドを定義してあります。クラス定義のあとで、「obj = Helo.new」というようにしてHeloクラスのインスタンスを作成し、変数objに代入しています。後は、このobjからメソッドを呼び出すことで、さまざまなインスタンス内の処理を実行できるようになる、というわけです。メソッドの書き方や使い方は、前に説明したクラスを使わない普通のメソッドの場合と同じですから、だいたいわかりますね?



(by. SYODA-Tuyano.)

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※サンプルコード

class Helo
	def say
		puts("Hello!!")
	end
	def sayTo(name)
		puts("Hello, " + name + "!!")
	end
end

obj = Helo.new
obj.say
obj.sayTo("花子")




   

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