Groovyは、Java仮想マシン上で動くスクリプト言語です。このGroovyをフルに活用した「Grails」フレームワークは、「Java界のRails」として高く評価されています。Groovy/Grailsを使って、「JavaでRailsライクな高速Webアプリケーション開発」の世界を堪能しましょう!
まずは環境を整備し、Grailsを使ってWebアプリケーションを作ってみましょう。Grailsなら、ほんの数分で本格的なアプリの原型ができてしまうんですよ!
Grailsを使うには、そこで使われている「Groovy」というスクリプト言語を理解しないといけません。そこで、「とりあえずGrailsで使うだけならこれだけ知ってれば十分」という必要最低限のGroovy入門を開講しましょう!
今回は、作成されたGrailsアプリケーションの中身がどうなっているかをざっと説明し、その構成を把握することにしましょう。Grailsではデフォルトで多数のファイルやフォルダが作られますが、最初に覚えるべきものはそれほど多くはないのです。
MVCアプリケーションの基本は「コントローラー」と「ビュー」です。まずは、これらの基本的な使い方から覚えていきましょう。
GSPでは、
Grailsでは、データベースアクセスを担当するModelに相当するものは「ドメインクラス」と呼ばれるクラスとして作成されます。データベース利用の設定を理解し、簡単なドメインクラスを作ってみましょう
データベースアクセスの基本は「CRUD(Create Read Update Delete)」です。これらの操作の方法をまとめて覚えてしまいましょう。
データベース利用アプリケーションでは、必要なデータを的確に探しだす検索機能が重要となります。Grailsでは、強力な検索機能を提供する「ダイナミックファインダー」があります。この使い方について説明しましょう。
データベースに保存する値は、ドメインクラスに「バリデーション」を用意することで、入力を制限し、指定の形式で値を入力させることが可能になります。あわせてバリデーション利用の際に使われるフォームヘルパーの使い方についても説明しましょう。