androidの開発は、これで一応できるのですが、これだけでは正直言ってあまり便利な開発環境とはいえません。なにしろコマンドプロンプトからコマンドを実行して操作するようなものなのですから。
ちゃんとした開発環境を使ってプログラミングをしたいと思うなら、そのための環境も用意しましょう。Googleでは、オープンソースの開発環境
「Eclipse」のためのプラグインも配布しています。これを使うことで、Eclipseでandroidの開発が簡単に行えるようになります。現在、Eclipseの最新版は3.5となります。このバージョンを使うことにしましょう。
なお、Eclipse自身は英語版しかありません。日本語で使うためには、そのためのプラグインを追加する必要があります。これには、
MergeDoc Project(
http://mergedoc.sourceforge.jp/)が開発する
「Pleiades」がもっとも広く使われています。これをダウンロードしてインストールしておくと良いでしょう。なおインストール手順などは、MergeDoc Projectのサイトを参照ください。では、以下にandroidのプラグインをインストールする手順を整理しておきます。
1.まず、Eclipse 3.5を起動したら、
<ヘルプ>メニューの
<新規ソフトウェアのインストール>を選びます。そして現れたウインドウで、
「作業対象」に、以下のURLを入力して「追加」ボタンを押します。サイトの登録ダイアログが現れるので、ここでサイト名を適当に入力してOKしてください。
※プラグインのURL:https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/