では、Play Frameworkを利用するための準備をしていきましょう。必要なものを整理すると以下のようになります。
・Java Development Kit(JDK)Play Frameworkは、Javaのライブラリとしてプログラムが作られていますから、Javaの開発環境が必要です。JDK 6.0または7.0をインストールしておいてください。
・Play Framework本体次に必要なのは、Play Framework本体です。当たり前ですね。これはPlay Frameworkのサイトで配布されています。以下のアドレスにアクセスし、「
Download」ボタンを押すと、最新の安定版のリンクが現れるので、クリックしてダウンロードします。
http://www.playframework.org/
ダウンロードされるのは、ただのZipファイルです。これを展開し、適当なところに配置しておくだけです。インストール作業などは不要です。ただし、後でこの中にある「
play」または「
play.bat」というプログラムをコマンドラインから実行するため、Play Frameworkのフォルダのパスを環境変数
pathに追加しておくようにしましょう。
・EclipsePlay Frameworkでは、作成したWebアプリケーションをコマンド一発でEclipseのプロジェクトに変換することができます。この機能を利用し、Eclipseにプロジェクトをインポートして開発するのがスタンダードな開発方法となるでしょう。Eclipseは以下のサイトからダウンロードできます。どのパッケージでも基本的には問題なく使えるはずです。ただし、この後のページで取り上げる「
Scala IDE」が使えるバージョン(2012年1月現在では3.6か3.7)を用意するようにしてください。
――以上がひと通り用意できたら、開発環境の準備は完了です。「あれ?
Scalaっていう言語を使うはずなのに、用意してないぞ?」と思ったかも知れません。
Scalaは、Java仮想マシン上で動く、Javaで作ったプログラムなのです。これは、実はPlay Frameworkに最初から組み込まれています。ですから、Play Frameworkの開発を行うだけなら、別途用意する必要はありません。
●Play Frameworkのバージョンについて●2012年1月現在、Play Frameworkの安定版は
2.0となっています。が、現時点ですでに次期バージョンである
2.1のRC版がリリースされており、間もなくこちらが正式リリースされる予定です。まだ正式リリースされていないため、Play Frameworkのサイトにある「
release candidate for Play 2.1 is now available. Get it here, and give it a try!」というリンクからダウンロードしてください。正式リリース後は、「
Download」ボタンからダウンロードできるようになるはずです。(なお、2.0を使いたい人のために、本連載では2.0で挙動などが異なるところには註を入れていく予定です)