var 変数名 = 値変数の宣言は、「var 変数」という形で記述します。これにイコールで値を代入すれば、そのままその値が設定されます。変数を宣言するとき、値の型を指定することもできます。この場合は、「var 変数名:型名」というように、変数名の後にコロンで型名をつなげて記述します。
var 変数名 : 型名 = 値
val 変数名 = 値Scalaには、「定数」も用意されています。定数は、値を代入して初期化したら、それ以後、値の変更が行えない特殊な変数です。これは、宣言の際にvarではなく「val」を使います。
val 変数名 : 型名 = 値
object myapp {ごくごく単純なことで、これ以上の説明は不要でしょう。が、実はあなたはこれらの演算を正しく理解していません。
def main(args: Array[String]) {
var a = 10
var b = 20
var c = 30
var answer = a * b - c
println("ANSWER: " + answer)
}
}
var answer = (a.*(b)).-(c)オブジェクトaの*メソッドを、変数bを引数にして呼び出し、更にその結果の値のオブジェクトの-メソッドを、変数cを引数にして呼び出す――このようなことを行なっている、と考えればわかりやすいでしょう。
変数 = new Array( 要素数 )また、保管する値の型を明示的に指定したい場合には、Arrayの後に[]で型名を指定します。以下のような形です。
変数 = Array( 値1, 値2, ……)
変数 = new Array[ 型名 ]( 要素数 )配列から特定の要素を指定して値をやり取りする場合には、()でインデックス番号を指定します。例えば、こんな具合です。
変数 = Array[ 型名 ]( 値1, 値2, ……)
var arr = Array[Int](10,20,30)
println( arr(0) + "," + arr(1) + "," + arr(2))
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●リスト1――演算子の例 object myapp { def main(args: Array[String]) { var a = 10 var b = 20 var c = 30 var answer = a * b - c println("ANSWER: " + answer) } } ●リスト2――配列の例 var arr = Array[Int](10,20,30) println( arr(0) + "," + arr(1) + "," + arr(2))
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