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フロー制御を理解しよう (6/7)

■指定範囲をカウントして繰り返す「ForLoop」

繰り返しには、もう1つのノードがあります。それが「ForLoop」です。

ForLoopは、繰り返し内で使う専用の値(インデックス番号)を用意し、これを使って数字をカウントしながら繰り返し処理を実行します。これはちょっと項目が多いのでしっかり頭に入れておきましょう。

●入力側
Exec――ノードの左側にある、ノードの実行順を設定するためのものですね。
First Index――繰り返し処理をスタートするときに設定されるインデックス番号です。
Last Index――繰り返しを終了するための番号です。インデックスがこの値と等しくなると、そこで処理を中断しこのLastIdexにある処理を実行します。

●出力側
Loop Body――WhileLoopにもありましたね。これが、繰り返し実行する処理をつなげるところです。
Index――これはForLoop特有の項目で、現在のインデックス番号の値が取り出せます。
Completed――これもWhileLoopと同じで、繰り返しを終了した後に実行する処理をつなげるためのものです。

このForLoopは、「インデックス番号」を使って繰り返しを行います。最初にForLoopにやってきたとき、First Indexの値をインデックス番号に設定します。そしてLoop Body部分を実行したら、またForLoopに戻ってインデックス番号を1増やす、ということを繰り返していきます。

この「インデックス番号を1増やしてはLoop Bodyを実行する」というのは、インデックス番号がLast Indexになるまで続けられます。そしてインデックス番号がLast Indexより大きくなったら、Loop Bodyは実行せず、Completedの処理を実行してそのまま先へと進みます。もう繰り返しには戻りません。



(by. SYODA-Tuyano.)

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