back

AppWidgetを作ろう! (6/10)

■AppWidgetProviderクラスについて

これでようやくXMLファイル関係はできました。続いて、Javaソースコードの作成に進みましょう。まずは、AppWidgetプロバイダーのクラスです。これは「AppWidgetProvider」というクラスとして用意されており、これを継承してクラスを定義します。クラスの基本形を整理すると以下のようになるでしょう。

AppWidgetProviderには、全部で4つのメソッドが用意されています。これらは、必要に応じてオーバーライドされ利用されます。それぞれのメソッドの役割をざっと整理しておきましょう。

onEnabled――利用可能になったときに呼び出される。
onUpdate――システムによりAppWidgetの更新の要求があったときに呼び出されます。
onDisabled――利用付加になったときに呼び出される。
onDelete――破棄される際に呼び出される。

これらは、すべて用意する必要はありません。通常は、onUpdateが1つあれば十分でしょう。ここで必要な処理を用意しておく必要がありますからonUpdateは必要ですが、それ以外のメソッドはなくとも問題はありません。


(by. SYODA-Tuyano.)

※リストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっているとリストなどが表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

※AppWidgetProvider継承クラスの基本形

public class クラス名 extends AppWidgetProvider {


    @Override
    public void onEnabled(Context context) {
        ……略……
    }


    @Override
    public void onUpdate(Context context, AppWidgetManager appWidgetManager,
            int[] appWidgetIds) {
        ……略……
    }
    
    @Override
    public void onDisabled(Context context) {
        ……略……
    }


    @Override
    public void onDeleted(Context context, int[] appWidgetIds) {
        ……略……
    }
}



   

記事のリストに戻る



PC Site G+ mail