前回、HTMLファイルを読み込んで表示させる、ということを行いましたが、思ったより面倒くさいことがわかりました。ファイルを読み込むのに非同期メソッドを使わないといけないし、ちょっとしたデータをHTMLに受渡して表示させるのもいちいち
replaceでコードを置換したりしないといけない。もっと簡単な方法はないのか?と思ったことでしょう。
実は、あります。それは「
テンプレートエンジン」を使うのです。Node.jsでは、さまざまなテンプレートエンジンが利用できます。もっとも一般的に用いられているのは「
EJS」というものでしょう。
では、
EJSをインストールしましょう。Node.jsには「
npm」というパッケージ管理プログラムが用意されています。これを使うことで、コマンド一発で必要なライブラリをオンライン経由でダウンロードしインストールできます。
コマンドプロンプトやターミナルを起動し、以下のように実行してください。これでEJSが自動的にインストールされます。
npm install ejs
この「
npm」というパッケージ管理プログラムは、Node.jsを利用する場合には必須です。必要なものがあれば大抵はnpmでインストールをしますので、「
npm install」はここで覚えておくようにしましょう。
なお、
EJSそのものは、
npmを使わなくとも入手できます。Githubで公開されており、そこからファイルをダウンロードできます。
https://github.com/visionmedia/ejs