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マウスとキーの入力 (5/6)

■「マウスX軸/Y軸」イベントについて

では、「マウスを動かしたとき、その動きに応じた処理」というのはどのように行うのでしょうか。

これも、実はマウスのイベント用ノードとして用意されています。グラフを右クリックしたとき、現れるメニューの「入力」内にある「マウスイベント」のところにある、「マウスX軸」「マウスY軸」というノードです。以前は「マウスXボタン」「マウスYボタン」という名前でしたが、わかりやすいように日本語名が変わったようですね。

「マウスX軸」は、マウスの横方向の動きに関するイベントノードです。「マウスY軸」は、マウスの縦方向のイベントノードです。いずれもマウスが移動すると発生します。

これらもイベント用ノードですから、「マウスの左ボタン」ノードなどと同様に、グラフに配置して処理をつなげば、イベント発生時にその処理が実行されます。

ただし、マウスボタン関係のイベントノードは、押したり離したりしたときに1度発生するだけでした。が、この「マウスX軸/Y軸」イベントノードは、マウスボタンが動いている間、常に発生し続けます。感覚的に、Tickイベントと同じような考え方で処理を作成することになるでしょう。

これらのイベントノードには「Axis Value」という出力項目が用意されています。これは、その前の静止した状態からイベント発生時までに移動したマウスポインタの移動量です。この値を利用することで、「どのぐらいマウスポインタが移動したか」を得ることができます。



(by. SYODA-Tuyano.)

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