では、Slim3による開発を行いましょう。Slim3は、「JavaでGAE開発をする」という場合に用いるものですから、まずはGAE開発のための環境を整えなければいけませんね。GAE開発のためには、以下のようなものが必要になります。
●基本ソフトウェアJDK――Java開発の基本ですね!
Eclipse――これもJava開発ツールの基本ですね!
●GAEのためのソフトウェアGoogleプラグイン――EclipseでGoogle開発を行うための機能を追加するものです。
GAE SDK――GAE開発のためのSDKです。ただし、Googleプラグインをインストールして開発する場合は別途用意する必要はありません。
●その他Googleアカウント――これがないとGoogleのサービスは使えません。
GAEアカウント――GAEのアカウントを取得してないと当たり前ですがGAEは使えません。
ざっとこれらのものがきちんと用意されているかどうかを確認して下さい。libroでは以下のコンテンツでGAE開発のセットアップについて説明してありますので、ちょっと寄り道して読んでおくとよいでしょう。
Google App Engineの開発準備をしよう!http://libro.tuyano.com/index3?id=856001■Slim3をインストールする
では、Slim3を利用しましょう。これは、Eclipseにプラグインをインストールして利用するのが一番です。Eclipseを起動し、以下の手順でインストールをしてください。
1. <Help(ヘルプ)>メニューの
<Install new Software(新規ソフトウェアのインストール)>メニューを選びます。
2. 現れたダイアログウインドウで、一番上にある入力フィールドに以下のアドレスを記入してください。
http://slim3.googlecode.com/svn/updates/3. 入力後、Engerキーを押すと、アクセスを行ない、インストール可能な項目がその下に一覧表示されます。ここでは「
Slim3」という項目が表示されるはずです。これのチェックをONにし、次に進みます。
4. インストールの詳細確認画面になるので、そのまま次に進みます。
5. ライセンスのレビュー画面が現れます。ライセンスに同意するラジオボタンを選択して次に進みます。
6. ダウンロードを開始し、終了するとインストールを行い、完了したら再起動して終わりです。この辺りは、場合によって確認のアラートやダイアログなどが現れますが、すべてそのまま続けるようにボタンを押していけば問題なくインストールできるはずですよ。