では、作成されたプロジェクトを動かしてみましょう。これは、ウインドウの上部に見えるツールバーの中にある「
ローカルコンピューター」という表示(左端に緑の
▼マークがついてるもの)をクリックするだけです。あるいは
<デバッグ>というメニューの中から
<デバッグ開始>メニューを選んでも同様に実行できます。
実行すると、Visual Studio Expressはプロジェクトのビルドを開始し、アプリケーションのパッケージを生成してからそれを起動します。しばらく待っていると画面に真っ黒いアプリが起動します。まぁ、まだ何もしてないので何も表示されませんが。ただ画面の左上と右上に何やら数字が表示されるだけです。
プログラムの終了は、起動しているアプリからVisual Studio Expressに戻り、今クリックした「ローカルコンピューター」の右側にある
■ボタン(デバッグの中止)をクリックします。
■シミュレーターでタブレットの表示確認!
これは、直接パソコンでアプリを実行するものでしたが、Visual Studio ExpressにはWindows 8のシミュレーターも内蔵されており、これでWindows 8タブレットなどでの動作を確認することもできます。
先ほど使った「
ローカルコンピューター」という表示部分は、右端をクリックするとメニューがポップアップして現れるようになっています。ここで
<シミュレーター>メニューを選んでください。表示が切り替わります。そのままボタンを押すと、シミュレータープログラムが起動し、その中でアプリが実行されます。
シミュレーターは、アプリを終了した後もずっと起動したままになっています。シミュレーター自体を終了する場合は、シミュ―レーターの中でサインアウトしてください。それで自動的に終了します。
――とりあえず、これでプログラムの新規作成から実行までひと通りはできました。では次回から、ソースコードの内容について説明していくことにしましょう!