では、作成したものを全て保存し、アドオンを使ってみましょう。なお、注意すべきはプロジェクト名です。スクリプトを保存する際にプロジェクトの名前をつけますが、これがそのままアドオン名として使われますのでよく考えてつけましょう。ここでは「マイ・アドオン」という名前にしておきました。
保存したら、スプレッドシートをリロードしてください。
<アドオン>メニューに、新たに
<マイ・アドオン>というメニュー項目が追加されます。そのサブメニューから
<サイドバーを表示>を選ぶと、サイドバーが現れます。
サイドバーの入力フィールドに名前を書いてボタンを押すと、簡単なメッセージが表示されます。ごく初歩的なものですが、ちゃんとアドオンが機能していることがわかります。
■ドキュメント内を操作するには?
ここでは
Uiオブジェクトでアラートを表示しているだけですが、この種のアドオンは、開いたドキュメントを操作するような処理を用意するのが一般的です。それはどうすればいいんでしょう?
実は、別に悩むことはありません。Googleスプレッドシートなら、
SpreadsheetApp.getActiveSheet();でアクティブシートが取り出せたでしょう?
getActiveRangeを使えば、選択されたセルも取り出せました。
そう、ごく普通にGoogleスプレッドシートやドキュメントを操作するマクロをそのまま書いておけばいいんです。考えて見れば、Google Apps Scriptってそういうことをするためにあったんですから。ね?
※Googleスプレッドシートの操作
http://libro.tuyano.com/index2?id=638001
※Googleドキュメントの操作
http://libro.tuyano.com/index3?id=675001