続いて、
投稿情報の取得についてです。投稿情報は、
PlusDomainsの
Activitiesプロパティに設定されている
ActivitiesCollectionというオブジェクトにまとめられています。投稿情報を扱うときには、このオブジェクト内のメソッドを呼び出します。
投稿の取得はいくつかのやり方があります。もっとも単純なのは、投稿のIDを指定して取り出すものです。これは「
get」というメソッドで、こんな感じで実行します。
●指定の投稿を得る変数 = PlusDomains.Activities.get( 投稿のID );
ただし、このやり方では、あらかじめ取り出したい投稿のIDがわかってないといけません。ですので、普通に「投稿された情報をまとめて取り出したい」という場合には、「
list」メソッドを使います。
●投稿リストを得る変数 = PlusDomains.Activities.list( ユーザーID , コレクション , {オプション} );
ユーザーID――取得するユーザーのIDを指定します。
コレクション――これは投稿リストの指定をするものですが、現時点では
'user'しかないようです。
{オプション}――その他の情報をオブジェクトの形でまとめておきます。
・オプションの形式{ maxResults: 最大数 , pageToken: ページトークン }
ここでちょっと説明が必要なのが
pageTokenでしょう。これはページの区切りとなる値で、読み込んだ最後の投稿データから続きを読み込んだりするのに使います。これの使い方は後述するとして、とりあえず「最初からデータを取り出すなら
nullを指定しておけばいい」と覚えておきましょう。
こうして取り出した投稿情報は「
ActivityFeed」というオブジェクトになっています。これは文字通り投稿情報のフィードです。このオブジェクトには「
items」というプロパティが用意されており、その中に投稿情報がまとめられています。
この
itemsは、「
Activity」というオブジェクトの配列になっています。この
Activityというのが、各投稿の情報を管理するオブジェクトです。