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App Inventorを使ってみよう! (2/7)
■準備を整えよう!
では、
App Inventor を利用するためにはどのような準備をしておく必要があるのでしょうか。ざっと整理しておきましょう。
1.Googleアカウント App Invento rは、Googleのアカウントを利用してログインし、利用します。ですから、Googleアカウントがないといけません。まずは、Googleのアカウントを取得しておきましょう。「Googleアカウントってなに?」という人は、「Gmailのアドレスを取ればOK」と考えてください。
2.Javaの実行環境 App Inventorは、Javaのプログラムを利用しますので、Javaプログラムを実行するための環境が必要です。まぁ、最近は「Javaが入ってない」という人は逆に珍しいとは思いますが、まだいれてない人は、
http://java.com/ja/ にいってJavaをインストールしてください。App Inventorは、Java 6(ver. 1.6)以降でないと動きません。既にJavaを入れてあるという人も、バージョンを確認しておきましょう。
3.Webブラウザ Webブラウザがない人はさすがにいないでしょうが、しかし最新のバージョンを入れてない、という人は意外に多いでしょう。App Inventorは、以下のバージョンに対応しています。それ以前のものを使っている人はバージョンアップしておきましょう。
Mozilla Firefox 3.6 and higher Apple Safari 5.0 and higher Google Chrome 4.0 and higher Microsoft Internet Explorer 6 and higher ※App Inventorサイトのアカウント登録
App Inventorは現在、オープンソースで配布されており、誰でも自分でサーバーを立てて利用できるようになっています。が、もちろん「そんな面倒な事は無理!」という人のほうが圧倒的に多いでしょう。
そこでApp Inventorを管轄しているMITにより以下のアドレスで公開されています。まずは、このアドレスにアクセスしてください。ここが、App Inventorのサイトです。ここからログインしてApp Inventorを利用します。
http://appinventor.mit.edu/ まだGoogleアカウントでログインしていない場合、アドレスにアクセスするとGoogleアカウントのログイン画面になります。ここで、利用するGoogleアカウントでログインしてください。
「
Terms of Service 」と表示されたページが現れます。全文英語ですが、利用に関する説明が書かれています。上にある「
I accept the terms of service 」というボタンをクリックしてください。これでGoogleのサービス利用の内容を許諾したことになり、App InventorのWebページが現れます。
最初に現れるのは、aboutの説明画面です。「
Get Started 」をクリックすると、セットアップなどの説明が書かれたページに移動します。
※AppInventorExtrasのインストール
「AppInventorExtras」というプログラムをインストールします。これは、Androidの開発を行うためのキット(SDK)をApp Inventor用にカスタマイズしたものです。これはOSごとに用意されていますので、まずは自分の使っているOS用のプログラムをダウンロードしてインストールしましょう。
・Google運営サイトのセットアップページ http://beta.appinventor.mit.edu/learn/setup/setupwindows.html これらのページの「1. Download the installer software.」というところのリンクをクリックすると、AppInventorExtrasのインストーラがダウンロード出来ます。ページに書かれている内容を読みながらインストールを行ってください。
これで「Javaの実行環境」「動作するバージョンのブラウザ」「AppInventorExtras」といった、App Inventorを実行するのに必要な環境がすべてそろいました。では、いよいよ使ってみましょう。