Androidアプリは、Javaがプログラミングできないと作れない――そう思い込んでいる人。いいえ! Googleが無償提供している「App Inventor」を使えば、ソースコードを書くことなく、マウスで部品を並べていくだけでアプリを作ることができます。ノン・プログラマの皆さん。今日から「Android作家」を目指しませんか?
※MIT App Inventorサイト
http://appinventor.mit.edu/
※「やっぱりJavaに挑戦したい」という人は、以下の記事もどうぞ。
Android開発を目指す人のためのJava超入門
まずは、開発ツール「App Inventor」の基本的な使い方から覚えていきましょう。これはWebブラウザとJavaのプログラムから構成されています。まずは、Javaの実行環境を用意しておきましょう!
App Inventorには、さまざまな便利機能が用意されています。それらの中でも、単機能ですぐに実用的なアプリが作れる「QRコード・スキャナー」と「音声認識」機能について使ってみましょう。
Canvasは、図形を描画するための基本となる部品です。これに、リストを表示して選択するListPickerを組み合わせて、簡易おえかきツールを作ってみましょう。
TinyDBは、データを保存できる超簡単なデータベース(?)です。これを利用して、ちょっとしたメモ・アプリを作ってみましょう。
GPSを利用するための部品「LocationSensor」と、他のアプリを起動する「ActivityStarter」を組み合わせれば、必要に応じてGoogle Mapを起動しマップを表示するアプリが作れます!
App Inventorには、標準でTiwtterにアクセスするための部品が用意されています。これを使えば、10分でTwitter投稿アプリが作れます!
App InventorからWebサーバーにアクセスするには、TinyWebDBという部品を使います。これを利用して、サーバーにデータを保管する簡易メモを作ってみましょう。
App Inventor 1.1から、カメラで撮影したイメージを受け取ったり、Canvasのイメージを保存したり出来るようになりました。これらを使って、写真を加工するアプリを作りましょう
BallとImageSpriteを使えば、スプライトによるアニメーションを簡単に作成できます。これらを利用して簡単なゲームを作ってみましょう!
App Inventorにある「Web」コンポーネントを利用することでWebと連動して動くアプリが作れます。Google App Engine(GAE)でサーバープログラムを作成し、本格的なデータベースアプリを作ってみましょう。