■ActivityStarterのコールバック
これで完成!かというと、実はそうではありません。ここでは、アクティビティを起動した後の処理がまだないからです。例えば、アクティビティの起動に失敗したりしたとき、エラーのメッセージを表示させるようなこともあるでしょう。
こうしたActivityStarterで起動をした後の処理は、ActivityStarterに用意されている部品を使って行うことができます。
AfterActivity――アクティビティ起動後の処理。
ActivityError――アクティビティ起動時にエラーが起きた時の処理。
これらの部品を配置し、処理を組み込むことで、アクティビティ起動後に何かを実行させたりできるようになります。今回は、NotifierのShowAlertをおいて、それぞれメッセージを表示させるようにしておきました。
――これで、アプリは完成です。入力フィールドに「東京駅」というように地名を書いてButton1をタッチすると、その場所のマップが現れます。またButton2をタッチすれば、現在位置のマップが表示されます。
センサーを使ったアプリは、いろいろと使い道が考えられます。例えば、LocationSensorの代りにOrientationSensorを使えば、方位磁石のようなものも作れそうですね。いずれのセンサーも、使い方は同じです。ただ配置してEnabledにし、それぞれの値を取り出して利用するだけです。非常にシンプルなものですから、他のセンサーにも挑戦してみましょう。
(※2011年1月現在、ActivityStarterから、[ActivityStarter1.ActivityError]がなくなったようです。まだ機能の修正などが随時行われているのでしょう。とりあえず、[ActivityStarter1.AfterActivity]のみ実装して動かしてみてください。)
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※[ActivityStarter1.AfterActivity]の処理
[Notifier1.ShowAlert][ActivityStarter1.DataUrl]
※[ActivityStarter1.ActivityError][message]の処理
[Notifier1.ShowAlert][message]

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