Unityには、さまざまな視覚効果のための機能が用意されています。それらの多くも、プログラムの中から操作することができます。こうした効果の利用について考えてみましょう。
まずは、
パーティクルシステムからです。パーティクルシステムは、何かを放出するような効果に用いられます。火花のようなものから、爆発、炎、噴水の水などあらゆる「噴き出す何か」を表現するのに利用される機能ですね。
これは、「
Particle System」というゲームオブジェクトとして用意されています。このゲームオブジェクトをシーンに配置し、JavaScript内からそのゲームオブジェクトを取得してメソッドやプロパティを操作することで、パーティクルシステムをプログラミングができるわけですね。では、実際に簡単なサンプルを用意して使い方を見ていきましょう。
※パーティクルシステムの使い方は以下を参照
http://libro.tuyano.com/index3?id=4176003ここでは、シーンにパーティクルシステムを1つ用意しておくことにします。細かな設定などは自由に行って構いません。以下の点だけ注意して下さい。
名前――「
Particle System」というデフォルトのままにしておく。
Play On Awake――
OFFにしておく。これで起動時に勝手にスタートしなくなる。
また、スクリプトファイルも用意しておきましょう。今回は、JavaScriptのスクリプトを
Main Cameraに設定しておきます。
※下図はパーティクルシステムを用意したところ。