本格的な開発を行うには、SDKのツールなどでは機能的に不十分です。やはり、本格的なPythonの開発環境が必要でしょう。
ここでは、
Eclipseと
PyDevを使うことにします。Eclipseは、WTPがインストールされている必要があります。Eclipse Foundationのダウンロードサイト(
http://eclipse.org/downloads/)から、
「Eclipse IDE or Java EE Developers」というエディションをダウンロードして使うのが良いでしょう。また日本で使う場合には、日本語化のための
「Pleiades」(
http://mergedoc.sourceforge.jp/)もダウンロードし、インストールしておきましょう。
Eclipseのインストールは、非常に簡単です。ダウンロードしたファイルを展開し、作成されたフォルダ(Eclipse本体が入っている)をそのまま使いたい場所に配置すればいいだけです。
またPleiadesのインストールは、ダウンロードしたファイルを展開し、Pleiadesの
「features」「plugins」フォルダ内にあるファイルを、すべてEclipseの
「features」「plugins」フォルダ内にコピーします。そして、
「eclipse.ini」を開き、文末に、
-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
なお、Eclipse 3.6以降であれば、これでほぼ問題ないと思いますが、それ以前のバージョンや、メモリが少ない環境の場合、下のリスト欄にある「--launcher.XXMaxPermSize」「-Xms」「-Xmx」のそれぞれの項目の数値を調整する必要があるかも知れません。もし起動しなかったら、下のリストを参考に、それぞれ数値を変更してみてください。