EclipseでPythonを使うには、いくつかの方法があります。一番、メジャーとなりつつあるのは、Eclipse Foundationが開発する
「Dynamic Language Toolkit(DLTK)」というソフトウェアをインストールする方法でしょう。これは、Pythonなどのスクリプト言語を使うための土台となるものです。Pythonを利用するなら、これがあると非常に便利です。
その他にも、Pythonを利用するための機能を提供するプラグインはあります。今回は、DLTKではなく、
「PyDev」というプラグインを使います。理由は「PyDevは、GAE開発に標準で対応している」という点でしょう。単にPythonの編集ができるというだけでなく、GAE用のプロジェクトを作成したり、ローカル環境で実行し動作確認したり、Googleサーバーにデプロイしたりといった機能がすべて用意されているのです。
このPyDevのインストールは、ソフトウェア更新機能を使って行うことができます。
<ヘルプ>メニューから
<新規ソフトウェアのインストール>メニューを選び、現れたウインドウで、作業対象として以下のURLを入力してください。
http://pydev.org/updatesこれで、サイトにアクセスし、その下に
「PyDev」「PyDev Mylyn Integration」といったインストール可能な項目が表示されるようになります。ここに表示される項目をすべてチェックし、次へ進んでインストールを行ってください。基本的に、すべてデフォルトのまま進んでいけば、PyDevがインストールできるはずです。