では、作成されたプロジェクトがどのようになっているのか確認しておきましょう。プロジェクトのフォルダを開いていくと、以下のような構成になっていることがわかるでしょう。
「SampleMavenApp」フォルダ
┣「src」フォルダ
┃ ┗「main」フォルダ
┃ ┣「resources」フォルダ
┃ ┗「webapp」フォルダ
┃ ┣「WEB-INF」フォルダ
┃ ┃ ┗ web.xml
┃ ┗ index.jsp
┗ pom.xml
・「main」フォルダの中身「src」フォルダの中には
「main」フォルダがありますが、その中には「java」フォルダはなく、代りに
「resources」と
「webapp」が配置されます。また、「test」フォルダも用意されていません。
・「resources」フォルダ「resources」フォルダは、その名前の通り、Webアプリケーションのプロジェクトで必要となるリソースファイルを配置するためのところです。
・「webapp」フォルダこのフォルダが、Webアプリケーションとして公開される部分になります。この中には、JSPファイルや、
「WEB-INF」フォルダなどおなじみのものが用意されています。HTMLファイルやCSS、JavaScriptなどのファイルは、この中にまとめていけばいいでしょう。
■サーブレットは?
Javaのプロジェクトでありながら、ここには「java」フォルダがありません。サーブレットなどを作ろうと思ったらどうすればいいんだ?と思った人もいることでしょう。
「java」フォルダはありませんが、プログラム作成の基本は同じです。したがって、「main」フォルダ内に
「java」フォルダを用意し、その中にパッケージフォルダやソースコードファイルを配置していけばいいのです。