printf("Hello, World!\n");これは、「Hello, World!(最後に改行)」というテキストをコンソールに出力する働きをする関数です。これは、
printf( テキスト );こんな具合に書き出します。ただし! いろんな値を、ただ()に書いただけではうまく出力できないので注意しないといけません。――下のリスト欄に、テキスト、整数、実数をそれぞれ書きだす例を上げておきました。ちょっと不思議な書き方をしていることがわかるでしょう。
printf( フォーマットテキスト , 値1 , 値2 , …… );printfも、やっぱり「関数」です。その後にある()に書かれているものは「引数」と呼ばれます。引数は、その関数で使う値を渡すのに使います。2つ以上の値を渡すときは、カンマで区切って書きます。
"Hello, %s!\n", テキストの値それぞれ、テキストの中の「%s」「%i」「%f」というところに、その後にある値がはめ込まれて書き出されていることがわかるでしょうか。こんな具合に、「%記号」という形で、「こういう値をここにはめ込むよ」ということを指定していたんですね。
"integer: %i\n", 整数の値
"float: %f\n", 実数の値
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#include <stdio.h> int main (int argc, const char * argv[]) { printf("Hello, %s!\n","World"); printf("integer: %i\n",12345); printf("float: %f\n",0.9876); return 0; }
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