NSString *変数 = [《NSString*》テキストの最初から指定の場所までのテキストを取り出します。substringToIndex:の引数に、何文字目までかを示す整数を指定します。これはNSUIntegerの値を指定することになっていますが、整数値ならそのままNSUIntegerとしてキャストされますので、普通に数字を書けば大丈夫です。例えば、こんな具合にすると最初の5文字「Welco」が出力されます。
substringToIndex:《NSUInteger》];
NSString* str = @"Welcome to Objective-C.";
NSString* str2 = [str substringToIndex:5];
NSLog(@"%@",str2);
NSString *変数 = [《NSString*》 substringFromIndex:《NSUInteger》];こちらは、指定した位置から最後までのテキストを取り出します。引数で指定した文字数から最後までが取り出されます。要するに指定する位置より前がsubstringToIndex:で、後がsubstringFromIndex:でとり出される、と考えるとよいでしょう。例えば、以下の例では「me to Objective-C.」というテキストが出力されます。
NSString* str = @"Welcome to Objective-C.";
NSString* str2 = [str substringFromIndex:5];
NSLog(@"%@",str2);
NSString *変数 = [《NSString*》 substringWithRange:《NSRange》];これは指定した範囲のテキストが取り出されます。範囲の指定には「NSRange」という値を使います。これはObjective-Cに用意されている構造体で、「NSMakeRange」という関数を使って値を作成します。これは、以下のように呼び出します。
NSMakeRange( 開始位置 , 長さ )このNSRangeは、テキストだけでなく、さまざまな値で「一定の範囲」を指定するのに用いられます。テキストの場合は、「◯◯文字目から、◯◯文字の長さ」という形でテキストの一定部分を指定します。例えば、下の例では、5文字目から7も自分のテキストとして「me to O」が取り出されます。
NSString* str = @"Welcome to Objective-C.";
NSString* str2 = [str substringWithRange:NSMakeRange(5, 7)];
NSLog(@"%@",str2);
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※サンプル(1) NSString* str = @"Welcome to Objective-C."; NSString* str2 = [str substringToIndex:5]; NSLog(@"%@",str2); ※サンプル(2) NSString* str = @"Welcome to Objective-C."; NSString* str2 = [str substringFromIndex:5]; NSLog(@"%@",str2); ※サンプル(3) NSString* str = @"Welcome to Objective-C."; NSString* str2 = [str substringWithRange: NSMakeRange(5, 7)]; NSLog(@"%@",str2);
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