NSMutableDictionary *変数 = [NSMutableDictionary dictionary];このdictionaryメソッドは、スーパークラスのNSDictionaryに用意されているものです。とりあえずこれでインスタンスだけ作り、後はそこに値を保管していく、というやり方ができます。この他、最初にある程度の保管するエリアを確保しておくやり方があります。
NSMutableDictionary *変数 = [NSMutableDictionary dictionaryWithCapacity:dictionaryWithCapacity:の引数には、最初に確保しておく要素数を指定します。といっても、NSMutableDictionaryは可変ですから、足りなくなれば自動的に拡張され問題なくデータを保管できますので心配は無用です。あくまで「初期値」として指定しておくものです。
《NSUInteger》];
[《NSMutableDirectory*》 setObject:《id*》 forKey:《id》];これは、forKey:で指定したキーに、setObject:のオブジェクトを設定するものです。もし、まだそのキーが使われていなければ新たに作成して追加しますし、既に使われていたらその値を変更します。つまり、NSMutableDictionaryには「追加」という感覚がないのです。ただ「このキーにこれを保管」とすればいいだけなのですね。
《NSMutableDirectory*》 addEntriesFromDictionary:《NSDictionary*》];これで、引数のNSDictionaryに保管されているデータがまとめて追加されます。いくつかの辞書を1つに統合するときなどには便利なメソッドでしょう。
[《NSMutableDirectory*》 removeAllObjects];前者は、すべてのデータを削除するためのものです。後者は、引数に指定したキーのデータを削除します。removeObjectForKey:は、削除するキーが見つからなかった場合は、特に何もしません。したがってエラーにもなりません。
[《NSMutableDirectory*》 removeObjectForKey:《id》];
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#import <Foundation/Foundation.h>
int main (int argc, const char * argv[]) {
@autoreleasepool {
NSMutableDictionary* dic = [NSMutableDictionary
dictionary];
[dic setObject:@"090-9999-9999" forKey:@"tuyano"];
[dic setObject:@"03-555-5555"forKey:@"taro"];
[dic setObject:@"080-765-4321"forKey:@"hanako"];
[dic removeObjectForKey:@"taro"];
NSLog(@"%@",dic);
}
return 0;
}
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