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データベースを使おう! (3/5)

■models.pyにモデルを定義する

これでデータベースの設定はできました。次に行うことは? それは、「モデルの定義」です。

Djangoでは、データベースを利用する場合、モデルというクラスを定義します。これは、プロジェクトに用意されている各アプリケーションごとに行います。

アプリケーションのフォルダ(ここでは、「hello」フォルダ)の中に、「models.py」というファイルが作成されているはずですので、これを開いて下さい。defaultで以下のようなスクリプトが書かれています。
from django.db import models

# Create your models here.

ここに、このアプリケーションで使用するモデルを記述します。モデルというのは、データベース内に用意されている「テーブル」の定義をPythonのクラスとして行なったもの、と考えると良いでしょう。このモデルを定義することで、そのテーブルにアクセスし、テーブル内のレコードなどをモデルクラスのインスタンスとして取り出せるようになるのです。


■Personクラスについて

では、「Person」というクラスを定義しましょう。このクラスには、以下のような項目を用意します。

name ――名前の項目です。models.CharFieldというメソッドを使って設定をします。これがテキスト項目を作成するメソッドです。

mail ――メールアドレスの項目です。これも、models.CharFieldメソッドでテキストの値として作成します。

age ――これは年齢の項目です。整数値なので、models.IntegerField というメソッドを使って作成をします。

pub_date ――作成日時の項目です。これは、models.DateTimeFieldというメソッドを利用して作成できます。

一般的なデータベースでは、こうした項目の他に「プライマリキー」と呼ばれる項目を用意します。各レコードに割り当てられるIDの項目ですね。Djangoの場合、これは必要ありません。いえ、「なくていい」ということではなくて、Djangoではプライマリキーの項目は自動的に組み込まれるので定義する必要がないのです。



(by. SYODA-Tuyano.)

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