前回の作業で、データベースにモデルのテーブルなどが生成され、いつでもDjangoから利用できる状態となりました。が、データベースを管理するソフトなどがないと、実際にデータベースがどうなっているのか確認のしようがありませんね。
実は、Djangoにはデータベースの管理ツールも組み込まれているのです。これを利用することで、Webブラウザでデータベースの管理が行なえます。
管理ツールを利用するためには、まず設定ファイルにモデルの登録処理を記述しておかなければいけません。「
hello」フォルダ内に、
admin.pyというファイルがあります。これが、管理ツールに関する設定などを登録しておくファイルです。
このファイルを開き、下のリスト欄のようにスクリプトを記述して下さい。これで、前回作成した
Personモデルが管理ツールで使えるようになります。
ここでは、以下のようにメソッドを呼び出しています。
admin.site.register(Person)
この
registerメソッドが、、管理ツールに
Personモデルクラスを登録するためのもの。これで、Djangoの管理ツールに
Personが追加され、編集できるようになります。これを忘れると、管理ツールに
Personが表示されず、編集が行なえません。