変数 = ベクトル [ 開始位置 : 終了位置 : ステップ ]ベクトルの開始インデックスから終了インデックスまでの間から、指定のステップごとに値を取り出して新しいベクトルを作成できます。例えば、こんな具合です。
numpy.array([1,2,3,4,5,6,7,8,9])[1:7:2]↓
[2 4 6]これを利用すれば、ベクトルの逆順も簡単に得られます。これはベクトルの[::-1]の値を取得すればいいのです。例えば、a[::-1] とすれば、ベクトルaの逆順のベクトルが得られます。
変数 = 行列 [ 開始1 : 終了1 : ステップ1, 開始2 : 終了2: ステップ2 ]行列の場合、行方向と列方向でそれぞれ開始位置、終了位置、ステップ数を指定できます。例えば、こんな具合に使います。
numpy.matrix([[1,2,3],[4,5,6],[7,8,9]])[1:3:, 1:3:]↓
[[5 6]これを更に逆順にしたい場合は、[1:3:-1, 1:3:-1]としてもうまくいきません。[1:3:, 1:3:]で得られたものを更に[::-1, ::-1]で逆順にします。こうですね。
[8 9]]
numpy.matrix([[1,2,3],[4,5,6],[7,8,9]])[1:3:, 1:3:][::-1, ::-1]↓
[[9 8]
[6 5]]
a = numpy.array([1, 2, 3])↓
b = a[::-1]
print(b)
a[1] = 0
print(b)
[3 2 1]ベクトルaを逆順にしたものを変数bに取得します。それを表示した後、ベクトルaの値を書き換えてから変数bを表示すると、bの内容も書き換わっていることがわかります。
[3 0 1]
a = numpy.array([1, 2, 3])↓
b = a[::-1].copy()
print(b)
a[1] = 0
print(b)
[3 2 1]このように、a[::-1].copy()とすると、スライスして作ったビューをコピーして(もとの値を参照しない)独立したベクトルとして変数bに代入します。
[3 2 1]
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