hello() {これは、単純に「Hello!!」と表示するだけのものです。戻り値も引数もないので、単に「hello()」と書いて、その後の{}内に処理を書くだけです。これが関数のもっとも基本的な形となります。
print('Hello!!');
}
void hello() {……}このvoidは、「何も返さない」ことを示すキーワードです。こうすれば、より「戻り値がない」ということをはっきり示すことができます。
void hello(nm) {ここでは、引数のところが(nm)となっています。nmという変数に値が渡されるようになっているのがわかりますね。printでは、この値を使ってメッセージを表示しています。引数を持つ関数では、このように渡された引数の変数を利用して処理を作成します。
print('Hello, ${nm}!!');
}
String getHello(nm) {ここでは、更に結果を呼び出し元に返すようにしてあります。戻り値には「String」と指定をしていますね。これで、テキストの値を返す関数であることがわかります。「値を返す」というのは、このように行います。
return 'Hello, ${nm}!!';
}
return 値 ;このreturnというキーワードは、ここで処理(関数)を抜け、呼び出した側に値を返す働きをします。ここで処理を抜けるので、このreturnより後になにかの処理が書いてあっても、それらは実行されません。
void main() {ここでは、例に上げた3つの関数を呼び出してみました。関数の呼び出しは、こんな形で行っているのがわかります。
hello();
sayHello('taro');
var res = getHello('hanako');
print('message: ${res}');
}
関数名 ( 引数の値 )戻り値を持つ関数は、呼び出した関数を変数に代入していますね。戻り値のある関数は、「返される値と同じもの」として扱うことができます。例えば、ここではgetHelloはテキストの値を返しますから、getHello関数は「テキストの値」と同じものとして、変数に代入したり、式などの中でつかったりすることができるのです。
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void main() { hello(); sayHello('taro'); var res = getHello('hanako'); print('message: ${res}'); } void hello() { print('Hello!!'); } void sayHello(nm) { print('Hello, ${nm}!!'); } String getHello(nm) { return 'Hello, ${nm}!!'; }
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