さて、これでGradleは用意できました。が、何か忘れている気がする人もいるのでは? そう、「
Groovy」です。
Gradleは、Groovyで動きます。ということは、Groovyをインストールしておかないと使えないんじゃないか?と思うでしょう。が、実をいうと、そういう心配は要りません。
Gradleには、最初からGroovyが同梱されています。ですから、別途Groovyをインストールする必要はありません。
ただし、その場合は、Groovyを言語として利用しプログラムを作成したりすることはできなくなります(Gradle内臓のGroovyは外部公開されていません)。ですから、「せっかくだからGroovyの使い方も覚えたい」という人は、別途インストールしておきましょう。
http://groovy-lang.org/download.html
これが、GroovyのWebサイトです。このダウンロードページから、最新バージョンをダウンロードしましょう。これもGradleと同様、圧縮ファイルで配布されています。
ダウンロード後、ファイルを展開表示し適当な場所に配置して下さい。そして展開保存したフォルダ内にある「bin」フォルダのパスを環境変数
pathに追加しておきましょう。これで、Groovyが利用可能になります。
インストールが完了したら、コマンドプロンプトまたはターミナルを起動して、
groovy -v
このように実行して下さい。これでGroovyのバージョンが表示されるか確認しておきましょう。ちゃんと表示されたら正常にインストールできています。