■TextAreaの基本
まあ、TextFieldは特に説明の要はないでしょう。newして大きさを設定し組み込む、それだけですね。TextAreaの場合は、ちょっとややこしそうです。パラメータが4つもありますね。
new TextArea(表示テキスト, 行数, 列数, スクロールバー設定値)
まあ、整理するとこんな感じでしょうか。行数と列数は、要するに縦横の幅を文字数単位で指定するってものですね。今回はsetboundsしてしまうのであんまり意味ないんですが、レイアウトマネージャを使ってる時は、ここで設定しておけば、その文字数行数が表示される大きさに調整されるんです。
最後のスクロールバーの設定値ってのがわからないでしょう。これは「縦横のスクロールバーを表示するのかどうかということです。例えば、サンプルでは縦方向のスクロールバーが表示されていますね。これらは、TextAreaに用意されている定数を使って指定するのが一般的です。
SCROLLBARS_NONE――なし
SCROLLBARS_VERTICAL_ONLY――縦だけ
SCROLLBARS_HORIZONTAL_ONLY――横だけ
SCROLLBARS_BOTH ――両方表示
この4つの中のどれかを設定する、と考えて下さい。こうした定数は、「TextArea.SCROLLBARS_VERTICAL_ONLY」というように、クラス名の後に定数名を記述して指定します。
――というわけで、主なGUI部品を使ってみました。他にもまだあるのですが、長くなってきたのでこのへんにしておきます。とりあえずこれだけ使えるようになれば、ちょっとしたプログラムを作るには十分だと思いますし、後はこれらを覚えた後で少しずつ調べていけばよいでしょう。実際に動かして、部品の基本的な使い方をマスターしておきましょう。
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