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Google Apps Scriptの基本を覚える (7/7)

■プロジェクトについて

2011年8月より、スクリプトエディタには「プロジェクト」という機能が追加されました。

スクリプトエディタを開くと、左側にスクリプトの一覧が表示されるようになっているのに気がついたはずです。また、ファイル」メニューの「新規」には、「プロジェクト」「スクリプト」「テンプレート」といったサブメニューが追加になりました。

この「プロジェクト」というのは、複数のスクリプトをまとめて管理するためのものです。通常、スクリプトエディタを開くと、単純に1つのスクリプトが開かれます。これは、実は「自動的にスクリプト名と同じ名前のプロジェクトを作り、そこにスクリプトを1つ用意する」ということを行っていたのですね。つまり、1つのスクリプトだけによるプロジェクトが自動生成されていたのです。

このプロジェクトは、一体なんの為にあるのか? 多数のスクリプトによる本格的なサーバー開発を考えての機能であることは想像がつくでしょう。更には、「共有」メニューに「プロジェクトを公開」というものが追加されていることから、作成したプロジェクトを公開し、誰でも使えるようにすることも考えているようです。

まぁ、今の段階では、「そんな具合に、本格的な開発もできるようになっているんだ」とだけ考えておけばよいでしょう。当分の間、「プロジェクト=用意されたスクリプト」という、1プロジェクト1スクリプトの状態が続くはずですので、プロジェクトというものはほとんど意識することはありません。

「よくわからないけど、本格的に使うときのためにそういう機能が用意されたみたいだ」という程度に今は考えておきましょう。


(by. SYODA-Tuyano.)

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