$('タグ名')このような形で記述されていることがわかるでしょう。ここでは$('div').text(値)と実行しています。これで、ページにある全<div>タグの内容が一斉に変更されてしまうのです。
$('.クラス名')クラス名の前にドット(.)をつけて記述します。例えば、下のサンプルで、<div>タグを変更している文を以下のように書き換えてみましょう。
$('div') → $('.msg')これで、class="msg"と指定されたタグのテキストだけがまとめて変更されます。classが指定されていないものは変わりません。
$('#ID名, #ID名, …… ')操作したい要素のID名を、カンマで区切って必要なだけ並べて記述すると、それらをすべてまとめて操作することができます。例えば下の$関数部分を、
$('div') → $('#message1,#message3')このように変更すると、message1とmessage3のIDのタグだけが変更されます。このように、$関数での引数の指定方法をしっかり覚えておくと、さまざまな要素を一括して操作できるようになります。通常ならば、複数の要素を取得し、繰り返しなどを使って順に操作しなければならないことが、わずか1行で実現できてしまうのです。jQueryの威力を実感できますね。
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<html> <head> <meta http-equiv="Content-Type"content="text/html; charset=UTF-8"> <script src="jquery-1.4.2.min.js"></script> <script type="text/javascript"> <!-- function doAction(){ var str = $('#text1').val(); $('div').text('あなたは、"' + str + '"と書きました。'); } //--> </script> </head> <body> <H1>TEST.</H1> <div class="msg" id="message1">テキストを入力:</div> <div class="msg" id="message2">テキストを入力:</div> <div id="message3">テキストを入力:</div> <input type="text" id="text1"> <input type="button" onclick="doAction();" value="Click"> </body> </html>
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