AngularJSでは、
{{}}というタグを使って、さまざまな値を表示させることができます。単に値を表示するだけならほとんどノンプログラミングでした。しかし、値というのは、単に「渡されたものをそのまま表示するだけ」というものばかりではありません。
例えば数字の値を金額として¥マークを表示しよう、と思ったとしましょう。この場合、すべての出力部分に¥記号を付け足していく、というのはあまり手軽とはいえません。
こうしたときに用いられるのが「
フィルター」です。フィルターは、さまざまな値を自動的に操作するための機能です。これは、以下のように利用します。
{{ 変数など | フィルター }}
変数などの後に|記号を付け、その後にフィルターを用意します。複数のフィルターを同時に使いたい場合は、
{{ 変数など | フィルター1 | フィルター2 | …… }}
このようにしていくつもつなげて書くこともできます。
このフィルターは、AngularJS本体に汎用的なものがいくつか用意されており、それらはいつでも利用することができます。また、自分でオリジナルのフィルターをプログラムして使うことも可能です。