では、
CakePHP 2.0をダウンロードしましょう。CakePHPの本家サイト(下のアドレス)にアクセスし、「
Download」ボタンをクリックしてください。ファイルのダウンロードが始まります。
http://cakephp.org/
ダウンロードされたファイルは、「
cakephp-cakephp-2.0.0-…略….zip」というような名前のZipファイルになっています。これを展開し、同名のフォルダ内にファイルが書き出されます。
CakePHPのインストールは、このフォルダを適当にわかりやすい名前に書き換え、Webサーバーの公開ディレクトリに入れてやるだけです。例えば、「
cake」というフォルダにして、Apache HTTPサーバーであれば
htdocsの中に入れるだけでインストールは完了です。……まぁ、こんな具合にまるごと公開してしまうのは安全性の面であまりほめられるものではありませんが、とりあえず使いたい!というならこれで十分です。
■Mac OS Xの場合
Windowsはこれでおしまいですが、Mac OS Xの場合、アクセス権で問題が起こる場合があるかも知れません。もし、実際に利用するようになって、「ファイルに書き込みができない」というようなエラーメッセージが現れた場合は、以下の点を確認してください。
・CakePHPの「
app」フォルダ内の「
temp」フォルダおよびその中のフォルダを
読み書き可能にしてください。
・CakePHPの「
lib」フォルダ内の「
Cake」フォルダ内にある「
Cache」フォルダおよびその中のフォルダを
読み書き可能にしてください。
フォルダを選択し、<情報を見る>メニューを選び、「共有とアクセス権」にある「everyone」のアクセス権を「読み/書き」に変更すればOKです。
■サーバー環境について
CakePHPを利用しようというのであれば、既にPHPが動いているサーバー環境を用意していることと思います。もし、「Webサーバーはあるけどローカル環境では特に……」というなら、まずローカル環境上にサーバー環境を構築してください。サーバー環境は何でもいいのですが、ここでは「
XAMPP」を推奨しておきます。
http://www.apachefriends.org/jp/xampp.html
ここからダウンロードすることができます。
XAMPPは、Apache HTTPサーバー、MySQLデータベース、PHP 5.3、他FPTサーバーやメールサーバーなどサーバー環境一式をまるごとインストールし使えるようにしてくれる超便利ソフトです。専用のインストーラを使い、インストールするだけです。サーバーの起動などは、
XAMPP Controllという専用ツールを使い、ワンクリックで行えます。
XAMPPの場合、XAMPPフォルダ内の「
htdocs」というフォルダがWebサーバーの公開ディレクトリになりますので、ここにCakePHPのフォルダを入れれば使うことができます。